人間は赤ちゃんの時は約350、大人で約206本の骨から成り立っています。
脊柱では、26個の脊椎からなりその上には頭である頭蓋骨が乗っています。簡単に言いますと26階建てのビルで、頂上にはペントハウスである頭が乗っている状態にあります。その土台になるのが、背骨が直接乗っている骨盤の中心の骨「仙骨」になります。土台が歪めば上に行くほど振れ幅も大きくなり、最終的にはペントハウスである頭(顔)まで歪んできます。傾いたビルではいつ崩れ落ちるかも分からず、まともな生活もできないですね。傾いたビルを支える腰や脚にどれほどの負担が掛かっていると思いますか?
何をするにしても、まず土台を整えなければ効果も薄く、不調回復も難しいように思います。
土台が歪むとどうなるのか?
筋肉は骨格に付いています。その骨格が歪めば、筋肉は様々な方向へ引っ張られたり歪められます。すると、筋肉に守られている内臓まで筋肉に囲まれている分けですから様々なストレスを受け、機能が低下しホルモン分泌も悪くなります。体液(血液やリンパ液)の流れも悪くなり、筋肉を動かすことにより出来る老廃物の排出も同じく悪くなり、コリなどの様々な不調の原因になってくると思います。
さらには、骨盤の中に収められている女性であれば「子宮、卵巣」、男性であれば、「前立腺」などもストレスを受け、ホルモンのバランスが崩れることにより生理不純、PMSになったりと、悪循環になってくるでしょう。
では、歪んだ土台をどうすればいいのか?
土台である「仙骨」をご自身にとっての正しい位置にし、全身の骨格のバランスを正し、体を建て直すことをおすすめします。それにより脳からの神経の流れがスムーズになり、筋肉、内臓、血管、リンパ節へのストレスを減少させ、体液の流れをスムーズし、代謝を高めることにより、免疫力、自己治癒力がアップし、不調回復につながると考えております。
ですから、お薬に頼るのも良いですがまずは土台である「仙骨」を整え、ベースを整えることが「最初の一歩」だと思います。
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